皆さま こんにちは♫ 今日の神戸は少し温かいです
が…ほっこりデイがある
神戸市北区は、まだちらほらと雪が残っています
明日の夜からまた寒くなる
そうです
今日は、ほっこりデイのケア⑩をお送りします
前回は、認知とは、『その人の置かれている状況を「認識」「理解」「判断」する
総合的な精神のはたらき』とお伝えしました
認知症の方にみられる妄想や徘徊など
の症状や行動は、今の状況を正しく認知できないことから引き起こされる「認知障害」
であるということです。
そこで本日は、認知症は単純に脳の病気のみではなく、「生理的ぼけ」「身体的活動性」
「役割・社会関係」の3つが影響して生まれる病気とお伝えしてきた中の「生理的ぼけ」
についてお話ししたいと思います。
人は年をとるにつれて忘れっぽくなります。これは誰にでも起こることです。私自身も
人の名前をすぐに思い出せない、物の名前を思い出すことに時間がかかり、「あれを取って」
と「あれ」や「それ」になることがあります
皆さまもどうでしょうか
少しは
心当たりがあるように思います
それらは、老化にともなう自然な現象です。顔にしわが出てくることや、髪が白くなって
くるといった(私も白髪が増えてきました
)ことと同じことです。人それぞれに程度
はあると思いますが、年をとることにつれて忘れっぽくなることを「生理的ぼけ」と
いいます。
認知症は、その「生理的なぼけ」にその人の置かれた心理的な環境や、体調の良し悪しが
作用してでてくる病気です。
・大切な配偶者をなくし、落ち込み外にでなくなり、認知症の症状がみられるようになった。
・病気で長い間、入院生活を送ることで認知症の症状がみられるようになった。
これらはよく聞かれることですが、やはり環境や体調の変化によって認知症という病気が
でてくるといえると思います。
次回に続きます~♫